CRAFT
當山 政人 / 當山官業
すべて沖縄の土を使い、ホテルコンセプトのSTRATA(層)を表現した高さ4.5mの左官作品。沖縄南部の地層の深層の泥岩層にみられるクチャ(泥)をベースに、離島で採取された赤土や、現在では貴重とされる白土をアクセントに採用している。それぞれの層の色と表情は全て異なり、30以上のサンプルから選定し、20案以上のパターンから組み合わせを決定した。
PROFILE
當山 政人 / 當山官業
1978年沖縄県玉城村(現南城市)玉城生まれ
高校卒業後に3年間ホテルのレストランに勤めた後に家業である左官業につく。
親の指導の下で働きながら外部での経験も積んでいる中で、漆喰や土壁を塗る職人の事を知り、独自に勉強を重ね34歳で独立。
我流で漆喰や土壁の仕事をやるが限界を感じ、本土の左官職人に師事。
基礎から学び直し、様々な仕事を通して経験を積み、地元沖縄の素材を使った左官表現を思索し続け、現在に至る。
今では、地元の素材を使った左官表現にこだわり表現を行う。